2020.02.17コミュニケーション
いきいきとするには・・・
久しぶりの投稿となりました。
毎日バタバタとしているとあっという間の日々で、きちんと書くことで向き合う時間も必要だなあ、と改めて思っております。
今年は、もう少し頻度を上げて書けるように頑張ります。
さて、講義・講演・セミナー・研修で日々様々な方とお出会いさせていただき、改めて感じることがあります。
それは、いきいきとするためには、動くこと。
ただ、運動するといった意味ではなく、心も身体も脳もフルに動かしてゆくということです。
そもそも人類も動物。動物という原点を考えれば、動いて身を守り、えさを採って子孫を育み生命のバトンタッチをしてゆくのが役目。身を守り、えさを採り、子孫を育むには身体も心も頭もフルに使っていたと思います。
しかし、社会の近代化に伴ってお金さえあれば、食べ物を買って食べられるようになった結果、まず身体をそう動かさなくとも生きていけるようになった結果、動物としての人類という身体そのものの危機にあるとも言えます。
動かす、ということは活性化すること。停滞しているところにエネルギーはありません。
そして、それは身体も心も脳も同じ。常に新しいものを入れて出してゆくことで、エネルギーが出ます。
今は情報過多の社会で情報の洪水の中で、様々な情報を右から左へ流していることが多いのではないでしょうか。
きちんとインプットすること。その情報の「なぜ」を考えたり、どういう意味があるのか思考したり、自分の言葉に置き換えたりすること。
そして、きちんとアウトプットしてみること。どう考えたか、語ってゆくこと。
語ることで、自分が改めて見えてきます。人を知ることができます。
講演や研修で皆様に身体を動かして、心を動かして、脳を動かしていただくと、どんどん皆様がいきいきとされてこられるのが手に取るようにわかります。
皆様の中にはどうも動くということに関して、はしたない等と縛られてきた日本文化が色濃く残っています。
皆様がどんどん開放されてくると、「日頃いかに自分から出ないようにしてきたかがわかります。」とお話くださいます。
これからの時代、自由な発想やいきいきとした力で新たな社会を切り開いてゆくことが求められているのに、相変わらず上意下達のしやすい土壌にしている現在。
だからこそ一人一人が身体も心も脳も動かして、いきいきとしてエネルギーを出し合って、未来を切り開いてゆきたいものですね。