2019.05.23コミュニケーション
八尾すみれ講座『心が伝わる声の使い方講座』
八尾のすみれ講座は、ありがたいことに平成28年度からずっと年数回お呼びいただいております。
追っかけで何度も参加してくださる方々もあり、嬉しいことです。
1時間半の講座ながら、皆様の笑顔や前向きさやエネルギーが出てきて、私の方が心地よくますますパワー全開になります。
言葉がおざなりになりがちな現在、身体が感じるということ、それを言葉として出すということを中心にお話し、アウトプットをしていただきました。
どう感じるか、どう考えるか、そしてどう出すか、それが今の教育には欠けています。文字として読んだり、文字として出すことには長けていても、話し言葉として語ることには、なかなか抵抗があります。
最初、戸惑いがちだった方々も少しずつ自分を表出することに恥ずかしさを感じつつも、その出してゆく感覚に喜びも感じるようになり、最後には表情もすっかり変わってこられます。
自分を表出するというのは、わがまま放題言うとか、好き勝手にすることとは全く違います。本来の自分自身を出してゆくということです。
言葉の奥を感じたり、自分自身の心のあり様に気づかれたり、そんな中で少しずつ本来の自分を出せるようになることで空間がとってもあったかくなってきます。
人と人は言葉で、コミュニケーションで心がつながるもの。
その言葉をどう発してゆくか、言葉の素晴らしさに気づき、自分自身の感性や想像性を磨いてゆくことで、より豊かな言葉で人と深く結び合うことができます。
些末な言葉でなく、豊かな言葉を発信できる私たちでありたいですね。