東京で母校関連の用があり、長男のところに泊まってまいりました。

お正月以来の孫ちゃんに絵本を持っていきました。

その本がとても気に入ったらしく、まだ字も読めないのですが、本をめくることにとても興味を覚え、それはそれは何度も何度も絵本をくっては、元に戻し、またくって、を続けていました。

それを見ながらふと思ったこと。

大人になると、そこまで努力することをしなくなってしまっているなあと。

赤ちゃんや子どもは同じことを何度も飽きもせず取り組み、様々な能力を身につけています。

私たちも子どもの頃はそうだったのでしょうね。そうして何度も何度も同じことを繰り返し、努力の積み重ねによって習得してきたはず。（もっとも努力という意識もなかったでしょうけれど）

新たなことを身につけるということは、こうして何度も何度も繰り返して体得していくのだということ。だからこそ、大人としても進化してゆくには少しずつでも努力、積み重ねをしてゆかないと身に着くはずもないなあ、と考えさせられました。

イチローが引退されました。日々の努力たるやすざまじいものだったと思います。もちろんイチローだけではなく、各界でそれだけの結果を残される方は日々を疎かにせず、たゆまない積み重ねを続けていらっしゃるのでしょうね。

何度も何度もやってみる、諦めずやり続ける、積み重ねていく・・・そんな力を孫ちゃんからもらったような気がいたします。

今、苦手と思うことに挑戦せざるを得ない事態に追い込まれているのも、ある意味そんなことを教えてくれるためにあるのかも、と思いました。

皆様はどんな積み重ねを意識していらっしゃいますか？