2019.03.07コミュニケーション
いただき!
カレーを黄金飯といった戦時中のお話https://taiwa-edu.com/wp-admin/post.php?post=657&action=editをいたしましたが、その続き。
クレオ大阪東の「心が伝わる朗読講座」で、カレーライスを英語を使わないで表現してみよう!と皆で考えてみました。
すると、出るわ、出るわ。
「お帰り飯」➡作っておけばすぐに、「お帰り」で食べられるから。
「家族飯」➡家族みんなで一緒に食べられるから。
「若者飯」➡これは、年を取ってくるとカレーは重く感じられてあまり食べななった、という話から。
「野営飯」➡キャンプ等で作って食べるから。
私自身は、カレーそのものを表そうと思って懸命に言葉を考えていたのですが、違う発想があるのだということに気づかされました。
講座では、こうして皆様が感じたこと、考えたこと、想像したことを発表していただくのですが、こうして皆と語る中で、いつも新鮮な発見があります。
なるほど。その発想はなかった!そんな考え方があるんだ!と驚きや感動の連続です。
人間一人、いくら多面性を持とうと努力しても所詮完璧ではありません。
こうして、皆様の発想を伺うと、皆の感じ方・考え方・イメージの幅が変わってきます。
だからこそ、語り合うことが大事。コミュニケーションが大事なのだとつくづく思い知らされます。
人の素晴らしさをどんどんゲットできるためには、まずは語り合うこと。
そして、自分が正しいとか、自分ができているとか、反対に、自分は間違っているとか、自分は何もできない、とか傲慢になったり卑下することでなく、互いを大事にしてゆくことが、結局自分を育ててゆくことにつながるのだと思います。
どう人と自分を結んでゆくのか、それが結話力(たいわ力)でもあります。
人の素晴らしさを、それ、すごいね!いただき!とできる方が結局、豊かな人生を歩むことにつながるのではないでしょうか。
豊かな感性・思考力・想像性を持って、豊かな言葉を発して、人との関係を結んでゆきたいものです。