2019.01.05言葉
新年明けましておめでとうございます。
平成31年が明けて、もうはや5日。明日は、小寒です。
いよいよ本格的な寒さがやってきますね。
さて、今年は5月1日に元号が変わるという大きな節目を迎えます。
元号というのは、そもそも新たな時代に向けて、「願い」や「希望」や「夢」を託して制定されてきたもの。
新たな時代が良き時代であるようにと念願して決められてきました。
念願を一つの言葉として表すという文化が脈々と流れているのですね。
皆様のお名前もそうでしょう。
ご家族の方が、こんな子になってほしい、すくすくと成長してほしい、と願いをこめて名付けてくださったと思います。
新たな時代の元号は4月1日に発表ということですが、是非皆様ご自身の思いを一つの言葉に託してみられるのもよいでしょうね。
私は、先日ある会でそれぞれが自分の元号を考えてくるという宿題があり、「瑞翔」とつけてみました。
瑞々しく飛翔する年、そんな思いをこめてみました。
言葉は、いったん文字化されてしまうと、その奥なる思いを感じたり、考えたりすることが難しくなってしまいますが、是非ワクワクとその念願を常に感じながら言葉として発していただければと思います。
言葉は文字が先ではありません。思いや願いや希望、夢が先にあって、それが言葉として表出されるものですから。
ワクワクと発することで、念願を引き寄せることになります。声や音は、共鳴するもの。是非、新年の決意、良き思いを身体で感じてワクワクと発信してゆきたいものですね。
今年一年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。