2018.10.21コミュニケーション
褒める言葉力
「ほんまに、ヒトを褒めるってことせ~へんなあ。」
ある企業の幹部の方のお話です。今度研修をすることになり、カリキュラムをご説明しているときにふとおっしゃいました。
褒める、認めるということが大切と頭ではわかっていても実際に褒める言葉、認める言葉を出す、というのは意外に難しいものです。
しかし、褒められて、認められて嬉しくない方はあまりいらっしゃらないでしょう。
褒められる言葉の裏の隠された要望だったり、嫌みだったりを察知しない限りは…
笑顔でもそうですが、自分がしてほしいことをすることが人間関係の一番の基本ですが、相手に求めても自分はなかなかしない、というのはどうしてなんでしょうか。
何をどう褒めたらよいのかわからなかったり、恥ずかしかったりテレがあったりで、しっかりと相手を褒めることをなかなかしないのが現状でしょう。
ほめ達という活動をされていらっしゃる組織が伸びていらっしゃるのもそういう背景があるからでしょうね。
では、褒めることができないとしたら、それはなぜでしょうか。
その相手だけは褒めたくない、と思うのもあるでしょう。
褒める言葉がみつからない、というのもあるでしょう。
しかし、ヒトは、100%いいところだけ、という方もなければ、100%悪いところだけ、という方はありませんよね。
しかもいいところも悪いところも突き詰めれば表裏一体だったりします。
相手のいいところをどう見つけて褒めるか、それは結局相手の問題でなく、自分自身の問題ということに気が付かされます。
物事の捉え方は、相手の問題ではありません。
相手によいところを見つけられないとしたら、その見つけられない自分の捉え方、見方を転換することが一番の近道です。
そして、何か褒めるところが見つけられたら、具体的に褒めること。
センスがいいですね。笑顔がいいですね。
もちろん、それもありでしょうが、より具体的にどういうセンスのよさが自分にグッときたのか、笑顔をみて、どのように感じるのか、等具体的に言えると更にグーですね。
例えば、着ている洋服と靴の色の組み合わせが洒落ていて、抜群のセンスを感じました。どうしたら、そういうセンスが磨かれるのですか?
とか、どんな時でも笑顔でいらして、イヤな顔をされているのを見たことがありません。〇〇さんの笑顔を見ると、もやもやした気持ちもパっと晴れていきます。〇〇さんもイヤなことがないわけはないと思うのですが、どうしてそんな笑顔でいられるのですか?等等。
具体的に自分がきちんと感じていること、考えていることを言葉として素直に表現できれば、その気持ちは必ず通じます。
それが、褒めているといってもどなたにでも同じことを言っているとか、いかにもおべんちゃらだったり、持ち上げてみました的な褒め言葉ですと、かえってイヤな気持ちにさせることもありますね。
素直な好奇心、屈託のない目で相手のよいところを具体的に物語って褒められれば、最高ですね。
素直、屈託のない、というのは、こだわりがないこと。
具体的に褒められれば、その言葉力は自分のものとなります。
結局相手の問題ではなく、自分の問題なんですね。
相手の欠点をあげつらっていると、それは自分自身のイヤな部分を引き出すことになります。
言葉力を磨くには、どんどん相手を褒めること。いいところ探しをすること。
その心がまた素敵な褒め言葉力を高めます。
ある企業の幹部の方のお話です。今度研修をすることになり、カリキュラムをご説明しているときにふとおっしゃいました。
褒める、認めるということが大切と頭ではわかっていても実際に褒める言葉、認める言葉を出す、というのは意外に難しいものです。
しかし、褒められて、認められて嬉しくない方はあまりいらっしゃらないでしょう。
褒められる言葉の裏の隠された要望だったり、嫌みだったりを察知しない限りは…
笑顔でもそうですが、自分がしてほしいことをすることが人間関係の一番の基本ですが、相手に求めても自分はなかなかしない、というのはどうしてなんでしょうか。
何をどう褒めたらよいのかわからなかったり、恥ずかしかったりテレがあったりで、しっかりと相手を褒めることをなかなかしないのが現状でしょう。
ほめ達という活動をされていらっしゃる組織が伸びていらっしゃるのもそういう背景があるからでしょうね。
では、褒めることができないとしたら、それはなぜでしょうか。
その相手だけは褒めたくない、と思うのもあるでしょう。
褒める言葉がみつからない、というのもあるでしょう。
しかし、ヒトは、100%いいところだけ、という方もなければ、100%悪いところだけ、という方はありませんよね。
しかもいいところも悪いところも突き詰めれば表裏一体だったりします。
相手のいいところをどう見つけて褒めるか、それは結局相手の問題でなく、自分自身の問題ということに気が付かされます。
物事の捉え方は、相手の問題ではありません。
相手によいところを見つけられないとしたら、その見つけられない自分の捉え方、見方を転換することが一番の近道です。
そして、何か褒めるところが見つけられたら、具体的に褒めること。
センスがいいですね。笑顔がいいですね。
もちろん、それもありでしょうが、より具体的にどういうセンスのよさが自分にグッときたのか、笑顔をみて、どのように感じるのか、等具体的に言えると更にグーですね。
例えば、着ている洋服と靴の色の組み合わせが洒落ていて、抜群のセンスを感じました。どうしたら、そういうセンスが磨かれるのですか?
とか、どんな時でも笑顔でいらして、イヤな顔をされているのを見たことがありません。〇〇さんの笑顔を見ると、もやもやした気持ちもパっと晴れていきます。〇〇さんもイヤなことがないわけはないと思うのですが、どうしてそんな笑顔でいられるのですか?等等。
具体的に自分がきちんと感じていること、考えていることを言葉として素直に表現できれば、その気持ちは必ず通じます。
それが、褒めているといってもどなたにでも同じことを言っているとか、いかにもおべんちゃらだったり、持ち上げてみました的な褒め言葉ですと、かえってイヤな気持ちにさせることもありますね。
素直な好奇心、屈託のない目で相手のよいところを具体的に物語って褒められれば、最高ですね。
素直、屈託のない、というのは、こだわりがないこと。
具体的に褒められれば、その言葉力は自分のものとなります。
結局相手の問題ではなく、自分の問題なんですね。
相手の欠点をあげつらっていると、それは自分自身のイヤな部分を引き出すことになります。
言葉力を磨くには、どんどん相手を褒めること。いいところ探しをすること。
その心がまた素敵な褒め言葉力を高めます。