2018.10.20コミュニケーション
ゴールを決める
「何をやりたいのか?」ゴールを決める、設定すること。
昨日、ダイバーシティの取り組みをされている大阪市大、大阪教育大、和歌山大、積水ハウスの共同開催で基調講演、パネルディスカッションがあり、聴かせていただきました。
講演をされた久能祐子氏は、アメリカで最も成功した50人の女性で唯一日本人として選ばれた方で、様々なビジネスをアメリカで展開後、女性起業家を育てるためには、女性投資家を育てなければ、とS&R財団を設立、最高経営責任者件理事長としてご活躍の方です。
まさにクールヘッド、ウォームハートの代表のような方で、どうこれからを生きてゆくのか、海外でのビジネスの体験を踏まえての日本型モデルまでお話くださいました。
最も印象に残ったのは、「何をやりたいのか」「何のためにやるのか」ゴールを設定することが大切ということです。
大学の学長先生の質問を受けての回答の中でお話されたのですが、「だからこそ教育が大事なので、先生頑張ってくださいね。」とすっかり先生へとお鉢が回って会場全体が大笑いだったのですが、更にパネリストのある大学の副学長先生が、「それはむしろ幼稚園から必要ですね。」と。
とかく日本の教育の中で 《why》を考えさせる教育がなかなかなく、上意下達しやすい風土がゆえに、一人一人がなぜ、どうして、何を、何のために、ということを考えにくい環境にあります。
自分の行動や思いを、「なぜ、そうしたの?」としっかりと受け止めて聴かれることなく、「なんでこんなことしたの?ごめんなさいは?」等と叱られる経験を積んでしまうと、自分はどうして、そういうことをしたのか、という自分の気持ちを表現したり、きちんと説明することができなくなります。
自分自身も半ばわからなくてやってしまったことでも、「~~だからこうした。」という言葉に出すことで、自分自身の気持ちも自分でわかることになります。
「思考停止社会」という本がずいぶん前に流行しましたが、日本人は、情が豊かなだけに、情の部分でぐるぐると考えてしまい、思考力をきちんと働かせることが不得手で、しっかりと自分が「何のためにするのか」「なぜ、こうするのか」ゴールをみてゆくことができにくいですね。
コミュニケーションも情で会話しがちで、共感は生まれても次へなかなか進めません。
進む行動力にするためには、思考力や意志力が必要となります。
今、国連では、SDGs定め、各国がその中で地球を守るビジネスを展開してゆきつつありますが、そういったゴールの一つでもどう自分が地球とも関わりなが生きてゆくのか、情報を集めるだけでは、次への行動になりません。
考える、自分でサイコロをふる、ヒトとコミュニケーションする、行動する、そんな基本のところをまずはしてゆかなければ、と改めて感じました。
昨日、ダイバーシティの取り組みをされている大阪市大、大阪教育大、和歌山大、積水ハウスの共同開催で基調講演、パネルディスカッションがあり、聴かせていただきました。
講演をされた久能祐子氏は、アメリカで最も成功した50人の女性で唯一日本人として選ばれた方で、様々なビジネスをアメリカで展開後、女性起業家を育てるためには、女性投資家を育てなければ、とS&R財団を設立、最高経営責任者件理事長としてご活躍の方です。
まさにクールヘッド、ウォームハートの代表のような方で、どうこれからを生きてゆくのか、海外でのビジネスの体験を踏まえての日本型モデルまでお話くださいました。
最も印象に残ったのは、「何をやりたいのか」「何のためにやるのか」ゴールを設定することが大切ということです。
大学の学長先生の質問を受けての回答の中でお話されたのですが、「だからこそ教育が大事なので、先生頑張ってくださいね。」とすっかり先生へとお鉢が回って会場全体が大笑いだったのですが、更にパネリストのある大学の副学長先生が、「それはむしろ幼稚園から必要ですね。」と。
とかく日本の教育の中で 《why》を考えさせる教育がなかなかなく、上意下達しやすい風土がゆえに、一人一人がなぜ、どうして、何を、何のために、ということを考えにくい環境にあります。
自分の行動や思いを、「なぜ、そうしたの?」としっかりと受け止めて聴かれることなく、「なんでこんなことしたの?ごめんなさいは?」等と叱られる経験を積んでしまうと、自分はどうして、そういうことをしたのか、という自分の気持ちを表現したり、きちんと説明することができなくなります。
自分自身も半ばわからなくてやってしまったことでも、「~~だからこうした。」という言葉に出すことで、自分自身の気持ちも自分でわかることになります。
「思考停止社会」という本がずいぶん前に流行しましたが、日本人は、情が豊かなだけに、情の部分でぐるぐると考えてしまい、思考力をきちんと働かせることが不得手で、しっかりと自分が「何のためにするのか」「なぜ、こうするのか」ゴールをみてゆくことができにくいですね。
コミュニケーションも情で会話しがちで、共感は生まれても次へなかなか進めません。
進む行動力にするためには、思考力や意志力が必要となります。
今、国連では、SDGs定め、各国がその中で地球を守るビジネスを展開してゆきつつありますが、そういったゴールの一つでもどう自分が地球とも関わりなが生きてゆくのか、情報を集めるだけでは、次への行動になりません。
考える、自分でサイコロをふる、ヒトとコミュニケーションする、行動する、そんな基本のところをまずはしてゆかなければ、と改めて感じました。