2018.10.01話し方
中身を語ろう
先日の話し方講座で、一つの絵から自由に思いを語る、というワークをしました。
1分でまとめようと思うと、一つ何を言いたいかの着地点を決めてお話することが必要になります。
ありがちなのが、外枠だけを語ってしまうケース。
例えば、稲の絵をみて、子供の頃の農作業のことを語ってくださった方がありましたが、「恥ずかしかった」「いい体験ができた」「大変だった」ということをお話くださるのですが、「大変だった」という中身、すなわち「どういう作業が大変だったのか」、「やりきったときどう思ったのか」、ということが語れないと、相手に中身が伝わらないことになります。
「田植えは泥の中で腰をかがめながら植えていくので腰が痛くなった」とか、「おじいちゃんやおばあちゃんのように真っ直ぐに植えていくのがとても難しくて」とか、その大変さが相手の目の前に情景が立ち上るようにお話することで、共通認識、共感が生まれます。
このように外枠だけを語っていることはよくあります。
「いろいろとありがとう。」「とてもいいお話でためになりました。」「すばらしい活動ですね。」
もちろん、感謝の言葉やお褒めの言葉はありがたいことです。
が、しかし、なのです。
これって、結局、お礼を言っているご本人が具体的に中身を理解できていないことにつながっていると思うのです。
「いろいろ」って何が嬉しかったのか、「この間、落ち込んでいるときに励ましのメールをくださって嬉しい」のか、「田舎からもらった柿のお裾分けが嬉しかった」のか。
「とてもいいお話」っていっても、その方は、話のどこに特に共感したのか、学びになったのか、それを語ってくださらないと、話した方も捉えようがありません。
「すばらしい活動」って、何がどのように素晴らしいと感じてくださったのか、地域に貢献しようとしているところなのか、子供達の将来を思っての活動であることにすばらしいと思ってくださっているのか。
言えないということは、つまり、ご自身の中で具体的に考えられていない、ということになります。
何かしらは思われているのでしょう。しかし、言葉としてしっかりアウトプットするまでインプットできていないということにもなります。
講座の中で、受講生の方がおっしゃったこと。
「アウトプットをするためには、インプットがないとできない。」
本当にその通りです。
「インプット➡アウトプット➡インプット➡アウトプット」の繰り返しの中で、何をインプットしたのか、まとめてアウトプットすることができるようになります。
すなわち、中身を語ることができるようになります。
今は情報過多社会で、情報は多くあれど、しっかりと捉え自分なりに解釈し語る、行動する、というプロセスを経ないことがよくあります。
ただ知っている、というのは知っているにすぎません。自分のチカラにするためには、中身をアウトプットすることからですね。
難しく考えず、まずは、自分が何をどう考えているのか、語ることから。
「心が伝わる話し方講座」は、アウトプット+的確なフィードバックで皆様の話し方のスキルアップをします。
今回の講座は、来週が最終回。
お申込みは、➡https://www.facebook.com/events/2088120498171415/?event_time_id=2088120504838081
1分でまとめようと思うと、一つ何を言いたいかの着地点を決めてお話することが必要になります。
ありがちなのが、外枠だけを語ってしまうケース。
例えば、稲の絵をみて、子供の頃の農作業のことを語ってくださった方がありましたが、「恥ずかしかった」「いい体験ができた」「大変だった」ということをお話くださるのですが、「大変だった」という中身、すなわち「どういう作業が大変だったのか」、「やりきったときどう思ったのか」、ということが語れないと、相手に中身が伝わらないことになります。
「田植えは泥の中で腰をかがめながら植えていくので腰が痛くなった」とか、「おじいちゃんやおばあちゃんのように真っ直ぐに植えていくのがとても難しくて」とか、その大変さが相手の目の前に情景が立ち上るようにお話することで、共通認識、共感が生まれます。
このように外枠だけを語っていることはよくあります。
「いろいろとありがとう。」「とてもいいお話でためになりました。」「すばらしい活動ですね。」
もちろん、感謝の言葉やお褒めの言葉はありがたいことです。
が、しかし、なのです。
これって、結局、お礼を言っているご本人が具体的に中身を理解できていないことにつながっていると思うのです。
「いろいろ」って何が嬉しかったのか、「この間、落ち込んでいるときに励ましのメールをくださって嬉しい」のか、「田舎からもらった柿のお裾分けが嬉しかった」のか。
「とてもいいお話」っていっても、その方は、話のどこに特に共感したのか、学びになったのか、それを語ってくださらないと、話した方も捉えようがありません。
「すばらしい活動」って、何がどのように素晴らしいと感じてくださったのか、地域に貢献しようとしているところなのか、子供達の将来を思っての活動であることにすばらしいと思ってくださっているのか。
言えないということは、つまり、ご自身の中で具体的に考えられていない、ということになります。
何かしらは思われているのでしょう。しかし、言葉としてしっかりアウトプットするまでインプットできていないということにもなります。
講座の中で、受講生の方がおっしゃったこと。
「アウトプットをするためには、インプットがないとできない。」
本当にその通りです。
「インプット➡アウトプット➡インプット➡アウトプット」の繰り返しの中で、何をインプットしたのか、まとめてアウトプットすることができるようになります。
すなわち、中身を語ることができるようになります。
今は情報過多社会で、情報は多くあれど、しっかりと捉え自分なりに解釈し語る、行動する、というプロセスを経ないことがよくあります。
ただ知っている、というのは知っているにすぎません。自分のチカラにするためには、中身をアウトプットすることからですね。
難しく考えず、まずは、自分が何をどう考えているのか、語ることから。
「心が伝わる話し方講座」は、アウトプット+的確なフィードバックで皆様の話し方のスキルアップをします。
今回の講座は、来週が最終回。
お申込みは、➡https://www.facebook.com/events/2088120498171415/?event_time_id=2088120504838081