2018.09.10コミュニケーション
どうしたら伝わるの?3
さて、どうしたら伝わるの?その3です。
その1では、言葉の単語の奥を感じ取る感性や身体が大事なこと。
その2では、声が大事なことをお話してきました。
さて、その3では、どう伝わるまとめ方をしたらよいの?ということです。
話といっても、報連相のような短く簡潔に話すものと
皆様の前でスピーチをするものやら様々です。
報連相のような場合は、簡潔に先に結論。そして、詳細をまとめて話すことが
必要ですし、
ある程度の時間があり、何かお話するときは、物語る力が必要となります。
どちらにしろ、まずはまとめる力が大切です。
比較的長い話をするにしても、まとめて短く話せるようにしてそこから膨らませていくという
手法をとらないと、結局何を言いたいのかわからない、ということになります。
まとめる、というのは簡単なようで意外に難しいもの。
というのは、日々、頭の中で様々なことを考えているようで、実はきちんと考えられていない、
という現実があります。
え!考えてますよ!
とおっしゃる方も、では、考えていらっしゃることとすぐにまとめてお話してください。
というと、う~~ん。となる方が多いのは、漠然と思ったり、考えたりしていても
まとめることができていないというのが現状です。
人の話を聴いたときに、まずはメモする、といったことが大切です。
何を言いたいのか、話の流れをつかみながら、キーワードをメモし、整理してゆくことで、
つかみやすくなります。
また、疑問に思ったこと等もサッとメモしておくと、質問することができますし、
その後続く話の中から解決することもあります。
ただ、メモするときに注意しなければならないのは、時々、一字一句漏らさないようにと
書かれる方がありますが、それはメモではなく、聴いたことを写しているだけになりがちです。
書くことで満足し、結局どういうお話でしたか?というときに、
書いたものをみないと何もわかってない、ということにもなりかねません。
要点をうまくつかむのは、きちんと意識をして積み重ねることで
できるようになってきます。
ただ、そのときに、大切になってくるのが、自分なりの考えです。
ある一つの件に関して、自分なりの考えを持っているかどうかで、
聞き取れることが全く違ってきます。
もちろん、考えは、新たな意見や情報の中で変化してゆくのは当然なのですが、
今、自分はこの件に関してどう考えているのか、という一つの筋があれば、
人の話を聴いたときに、新たな情報を入れたり、またここが違う点で、ここが共通点と
いうように、一つの筋から枝分かれさせたり、くっつけたり、ネットワークを張ったり
することができます。
小学校の頃、国語の先生が、「頭は帽子をかぶるためにあるんじゃない!」と
言われましたが、自分自身を振り返ってみても、情報を右から左と流して
自分に留めていないことが多い気がします。
きちんと考えてゆくこと、そうするとその点点が、線になり、面になり、立体となっていきます。
人に伝わる力は、まとめる力。その力の元は、考える力、思考力ということをお話しました。
こういった研修をいたします。講義+ワークで実践することで身につけましょう!
➡研修のお申込みはこちら。https://www.facebook.com/events/2088120498171415/
その1では、言葉の単語の奥を感じ取る感性や身体が大事なこと。
その2では、声が大事なことをお話してきました。
さて、その3では、どう伝わるまとめ方をしたらよいの?ということです。
話といっても、報連相のような短く簡潔に話すものと
皆様の前でスピーチをするものやら様々です。
報連相のような場合は、簡潔に先に結論。そして、詳細をまとめて話すことが
必要ですし、
ある程度の時間があり、何かお話するときは、物語る力が必要となります。
どちらにしろ、まずはまとめる力が大切です。
比較的長い話をするにしても、まとめて短く話せるようにしてそこから膨らませていくという
手法をとらないと、結局何を言いたいのかわからない、ということになります。
まとめる、というのは簡単なようで意外に難しいもの。
というのは、日々、頭の中で様々なことを考えているようで、実はきちんと考えられていない、
という現実があります。
え!考えてますよ!
とおっしゃる方も、では、考えていらっしゃることとすぐにまとめてお話してください。
というと、う~~ん。となる方が多いのは、漠然と思ったり、考えたりしていても
まとめることができていないというのが現状です。
人の話を聴いたときに、まずはメモする、といったことが大切です。
何を言いたいのか、話の流れをつかみながら、キーワードをメモし、整理してゆくことで、
つかみやすくなります。
また、疑問に思ったこと等もサッとメモしておくと、質問することができますし、
その後続く話の中から解決することもあります。
ただ、メモするときに注意しなければならないのは、時々、一字一句漏らさないようにと
書かれる方がありますが、それはメモではなく、聴いたことを写しているだけになりがちです。
書くことで満足し、結局どういうお話でしたか?というときに、
書いたものをみないと何もわかってない、ということにもなりかねません。
要点をうまくつかむのは、きちんと意識をして積み重ねることで
できるようになってきます。
ただ、そのときに、大切になってくるのが、自分なりの考えです。
ある一つの件に関して、自分なりの考えを持っているかどうかで、
聞き取れることが全く違ってきます。
もちろん、考えは、新たな意見や情報の中で変化してゆくのは当然なのですが、
今、自分はこの件に関してどう考えているのか、という一つの筋があれば、
人の話を聴いたときに、新たな情報を入れたり、またここが違う点で、ここが共通点と
いうように、一つの筋から枝分かれさせたり、くっつけたり、ネットワークを張ったり
することができます。
小学校の頃、国語の先生が、「頭は帽子をかぶるためにあるんじゃない!」と
言われましたが、自分自身を振り返ってみても、情報を右から左と流して
自分に留めていないことが多い気がします。
きちんと考えてゆくこと、そうするとその点点が、線になり、面になり、立体となっていきます。
人に伝わる力は、まとめる力。その力の元は、考える力、思考力ということをお話しました。
こういった研修をいたします。講義+ワークで実践することで身につけましょう!
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