相方から、頭にきた！と電話がありました。

出張先で軽く食事しようと駅の喫茶店に入ったらしいのです。

そこで、アイスカフェラテとパニーニを注文。

すると、店員さんが「パニーニには飲み物がついてます」と言うので、「じゃあアイスティーにしておいて」と言ったらしいのです。

すると、いきなりアイスカフェラテとアイスティーのグラスを２つ目の前にポンポンと置かれたのだそう。

「いやいや、だからアイスティーにするって言ったじゃない。」

「え？変更されるんですか？」

「変更も何も、あなたがパニーニには飲み物ついてるっていうから、じゃあアイスティーにするっていったんでしょ。」

「だからご変更ですか？」

「えっ！変更じゃないよね。」

そういうと、上に聞いてくるとのたまい、今度は上の方をつれてきたそうな。

また更に、その上の方も「ご変更なんですか？」とのたまう。

「あの、飲み物２つ注文ってそもそもおかしいと思わない？」

「はーそうですねえ。」

結局はアイスカフェラテは返したらしいですが、ちょっと考えさせられます。

「じゃあアイスティーにする。」という「じゃあ」には、アイスカフェラテをやめてアイスティーにするという意味あいが含まれている、これはもう通じないことなのかしら、と。

相手を慮って、「アイスカフェラテをやめて、アイスティーにする」って言わないとダメだったのか。

そもそも飲み物２つを注文する方はそうないとも思うのですが、店員さんは、きっと何の疑いもなく、両方を注文したと思ったのでしょうね。そうでなければ確認してくるでしょう。

いつも「伝える≠伝わる」と申し上げているのですが、はたまた考えさえられる問題でした。